旅ジャーニー紀行

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ちやす ぶるの旅ジャーニー紀行

漢のラインストーン New3DS編

ぶるチャーずです。

家にたまたまラインストーンセットがあったので、ちょっとやってみました。

最もデコに向いたハード、New3DS


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本来、いきなりゲーム機をデコるのは結構勇気がいるもの。

その点New3DSは、自由に付け替えられるきせかえプレートのおかげで気軽にできます。

惜しむらくは、もう生産が終わっているんです....

というわけで今回は、そんなきせかえプレートをデコってみることにしました。

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余談ですが、プレートの収納にはポケモンカードのケースがぴったり。


設計

まずは設計図を描いてみます。

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ストーンを置くのは枠内の赤以外の部分で、その面積は狭め。
描いた直後は「下地を生かしたい」などと言い訳をしていたものの、どう考えても一面にストーンを並べるのがめんどくさかっただけです。

ちなみに、本来丸いストーンと相性がいいのは曲線的なデザインなのですが、スポーティな感じにしようと思い、直線的にしました


デコ開始


まずはデコクリアで表面をコーティング。
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これをしておくと、万が一デコをやめたいと思ったとしても、はがすだけで無かったことにできます

なお、当方塗り絵をやると100%はみ出すタイプなので、今回はマスキングテープを多用し、はみ出しを予防しています。

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つぎに、専用のボンドデコプリンセス通称ディカプリオを用意。

毎回チューブから出すのは面倒なので、まとめてどこかに出しておきます。
これが後に悲劇を生むのであった...


そしてマジックピック(品名マジカルチップ)。
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この吸着式のピンセットで、石を1粒1粒キャッチして…
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糊づけして…
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貼る。




以下、数百回繰り返し




単純作業の幕開けです。

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出しておいたボンドが乾いてしまうので、いったん作業をはじめたらしばらく中断は不可能


そんなわけで、自分で始めたラインストーンなのに「早く終わってほしい」という想いが勝り始めました。

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勉強机にセットを広げてしまったため、終わらないと他のことができません

やめたい意思とは裏腹に、ひたすら手を動かし続けます。

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そして途切れる集中力。

ボンドをストックしていた場所を忘れ、触れてしまって大惨事になりかけました。

なお、もはや撮影していませんが4回ほどやらかしています






終わりが見えてきたのは翌日。
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しかし、「陸上400mの終盤は無限のように感じる」という話があるように、ここが最大の地獄


なお、焦ってマジックピックの先の粘着部分*1にボンドが付着すると使い物にならなくなり、交換しなければならなくなります。

私は1時間に1回のペースで交換しましたが、たぶん本来はもっと長持ちするものです


完成

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なんやかんやありましたが、すべてのストーンを貼り終えました。

自分だけのマイ3DSの完成です!

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オレンジのストーンはまっすぐ並んでいる一方、白はサイズも配置もバラバラ...
という変わった構成ですが、こうして見ると悪くないですね。

隙間の赤がすこし目立つので、 あらかじめストーンの下に色を塗っておくとより良かったと思います。


DSの半分にも満たない面積のデコレーションに要したのは、およそ2日間もの忍耐。


というわけで、「漢のラインストーン」というシリーズ物っぽいタイトルをつけておいて恐縮なのですが、初回にして当分やりたくないと思ったのでした。

もしこれを読んでラインストーンをやろうと思った方がいたら、私のように勉強机で作業したりせず、空いた時間にゆっくり進めるのをおすすめします。



ところで、そんなことを書いていたら、この前女子高生がほぼ全面をストーンで飾ったスマホを持っているのを発見。

自分でやってみて大変さが分かった今、それは何倍にも輝いて見えたのでした。

*1:ストーンをくっつけることはできるが、接着を完了すると簡単に離れる、という絶妙な粘着力をもっている。