カタログで振り返る ニンテンドースイッチの3年間
ちやす ぶると申します。
ニンテンドースイッチ3周年!
ワクワクが止まらなかった発売日から、もうそんなに時間が経ったのが信じられません。
今回は、そんなニンテンドースイッチ3年の歩みを、当時のカタログとともに振り返ります。
発売前
記念すべき最初のパンフレットの特徴は、なんといってもたくさんの写真。
ゲームそのものよりもゲームで笑顔になる「人」が主役、というメッセージが感じ取れます。
その一方でソフトの充実っぷりをアピールし、ゲーマーの興味もしっかり惹いています。
そういえばこの中で、女神転生の最新作だけまだ出ていないような...!?
2017 夏
- ページ数:80
- 掲載ソフト数:33
- ひとこと:ガチで塗りあう時がきた!
メインはスプラトゥーン2!
新ブキ、新ギア、新モード...
4ページにわたり、その進化を味わうことができます。
全体的に、写真が小さい代わりに数がかなり多いのが印象的でした。
ひとつひとつのソフトの「盛りだくさん」が集まる、山盛りフルーツのようなカタログ。
2017 冬
- ページ数:88(22ページは3DS紹介)
- 掲載ソフト数:47
- ひとこと:ダークホース・すみっコぐらし参戦
冬のカタログは「プレゼントソフトカタログ」という名前が付いています。
私にとってはこのカタログが任天堂からのプレゼントです。
夏のカタログでは最初に載っていたSwitch本体の説明が後方へ。
マリオオデッセイ中心に、ソフトの紹介に力を入れる構えが見て取れます。
そしてもう一つ、年末の目玉がゼノブレイド2。
振り返ると2017年は、マリオ、ゼルダ、そしてゼノブ2と旅が楽しいゲームに没頭する1年でした。
2018 夏
- ページ数:80(17ページは3DSの紹介)
- 掲載ソフト数:80
- ひとこと:急にめっちゃソフト増えた
表紙を開くとデカデカと「全 員 参 戦」の文字が踊ります。
発売は冬なのに。
読み進めると、マリオテニス エースやオクトパストラベラーなど新しい顔ぶれが多く並び、今年のSwitchの猛烈な勢いを物語っています。
ダンボールとゲーム機の融合「Nintendo Labo」から、ツウな大人のゲーム「Skyrim」何より寿司ストライカーまでストライクゾーンがとにかく広い!
この頃に出たソフトで当時遊び損ねたものがあるという方は、改めていま、手に取ってみませんか?
2018 冬
もう付き合ってられへんわ…(ソフトが多すぎて)
まずはスマブラ。
クリスマスプレゼントがこれ1択だった家庭も多いことでしょう。
しかし、その横ではピカブイマリパドラクエビルダーズネコトモ…
両手に抱えきれずすり抜けていったソフト、数知れず。
インディーゲームも含めれば、もはや全てのゲームを遊ぶことは不可能という時代がやってきました。
2019 夏
- ページ数:80
- 掲載ソフト数:107
- ひとこと:裏表紙のカレンダーが可憐だー
マンガチックな表紙が目を引く今夏のカタログは、マリオメーカー2やFE風花雪月と、記憶に新しいソフトが目白押し。
任天堂据置機では久々のパワプロ、復活したルーンファクトリー、期待の新作デモンエクスマキナと、任天堂以外のソフトも群雄割拠。
去年の主役だったスマブラの紹介すらたった1ページしかないという驚きの競争率です。
それから忘れちゃいけないのは…
なんと今回のカタログ、まちがいさがしが付いています。
2019 冬
- ページ数:80
- 掲載ソフト数:92
- ひとこと:Switch Lite登場!
脳トレにフィットネスにオリンピック、やっぱりこれが無いと物足りません!
それから満を持して発売となったポケモン剣盾。
シリーズの歴史を紹介するページとともに、カタログの山場を務めています。
歴史といえば、Nintendo Switch Onlineのサービスで遊べるファミコン・スーファミの名作も続々と追加。
こんなに遊べる日が来るなんて夢のようです。
あと、年末年始のカレンダーもこのカタログにおまかせ。
そして4年目へ
ほんの一端に過ぎませんが、以上がこれまでの旅路です。
もともと、Switchが発表されたばかりの頃は「本当に楽しめるのかな?」「またソフトがあまり出ないんじゃないの?」など、半信半疑の人も少なくありませんでした。
しかし、考え抜かれたSwitchの機能と多くのソフトでそんな意見を跳ねのけて大ヒット。
私はその成功の秘訣に、「工夫が詰まったカタログの力」を加えたいと思います。
そして余裕が出てきた2019年ごろからはマンガやカレンダーが入ったりと、読むだけで楽しいカタログの魅力に磨きがかかりました。
今や任天堂のカタログは、夏を告げる告げる田植えであり、冬を告げる初雪です。
さて、今までの常識で行けば、ニンテンドースイッチの時代はここからが中盤戦。
この先にはどんなソフトが、どんな遊びが、どんな笑顔が待っているのでしょう。
期待を膨らませながら、いまは2020年夏のカタログが出るのを楽しみにしています。